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恒例「コロタイプ手刷りプリントのおもしろさ」展2021 本日より開催!

Posted by takumi suzuki on 22.2021 【コロタイプギャラリー】   0 comments   0 trackback
第9回! 今年も力作がそろいました!
2021年6月22日(火)~7月9日(金)@便利堂コロタイプギャラリー

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皆さんこんにちは。毎年6月下旬より開催している「コロタイプ手刷りプリントのおもしろさ」展を今年も開催いたします! 便利堂では社員自らが作品を作り、プリントの難しさや技術を体験し、学べる社員向けワークショップイベントを年に1回行っています。さて、今回の見どころはどんなところでしょうか? 展示を担当した清さんにお聞きしました。


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―――「コロタイプ手刷りプリントのおもしろさ」展、今年は9回目となりました。
「早いですね。そもそも社員向けワークショップは、コロタイプ技術の魅力をより多くの人に知ってもらうため、まずは社員自らがコロタイプの魅力を知ろう!という思いから始まりました。単に技術の知識を持つのではなく、ワークショップでコロタイプを実践することで印刷の難しさや技師の技術力が実感としてわかります。さらに自分で満足できる作品を刷り上げたときの高揚感も体験できます。体験していると、コロタイプの話をするときにも力が入ります。そんなわけで社員それぞれが撮影した写真を持ち寄り、年に1回社内でコロタイプワークショップを行い、毎年創立記念日の7月1日頃に展覧会を開催しています。」

―――去年に続き、今年も開催が危ぶまれました。
「そうですね。前回を振り返ると、コロナ禍でどうすべきか運営チームで何度も話し合ったうえで開催することができました。みんなで同じ機材やローラーを使うこともあって非常に慎重になりましたが、社員のみんなにとってこれほど楽しみな行事はほかにありませんよね。社員ワークショップは研究所所長の山本さんをはじめ、技師のみなさんの協力で成り立っていますが、みんなが喜んでくれるのがうれしいからやろう!という山本さんたちの気持ちがとても強かった。だから感染予防を徹底したうえで去年は開催できたし、去年できたことでやり方がわかったので今年もできました。」


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―――安全を十分確保した上で開催されたことがよくわかりました。
「1度のワークショップに参加者は3名までと決め、マスクをしたうえで換気も行い、十分に対策を行いました。そうした中でも参加者のみんなは久しぶりの手を動かす時間を楽しめたようで見ていてほっとしました。一人でじっくりプリントすることは特別な時間だったのではないかと思います。きっとコロタイプの仕組みの理解も深まったのではないでしょうか。」

―――ギャラリーにお越しくださる方にはどんなふうにご覧いただきたいですか。
「そもそもコロタイププリントは、160年前にフランスで写真をたくさんプリントするために生まれた技術です。それまでは写真をたくさんプリントできず、なんとかしたいと生まれたのがコロタイプなんですね。便利堂ではそれを応用して多色刷りを開発し、精緻な表現力から文化財の複製や、作家の作品作りなどに用いています。でも、こうした話をコロタイプをあまり知らない人が聞いても「へーそういうものなんですね。大変なんですね…」ってちょっとかしこまってしまうんじゃないかと思います。しかし、この社員展の作品たちはコロタイプ本来の形、一つの版で一つのプリントを作るオリジナルにとても近いやり方でプリントされています。一番純粋なコロタイププリントと言っていいかもしれません。工房にいる技師と違い、コロタイプに関しては素人同然の人たちがこのレベルのものをプリントできるというところをたくさんの方に見ていただきたいですね。ギャラリーにはわかりやすくご覧いただくためにコロタイプの説明もご用意いたします。気楽な気持ちで楽しみにいらしてください。」


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―――気に入った作品があれば、ぜひ投票もしていただきたいですね。
「そうですね。例年、出展作品の中から社員と来場者の投票で優秀作品を決定し、見事受賞した人は便利堂創立記念式典(7月1日)で表彰されます。今年はこのような状況から式典は難しいですが、個々に表彰を行う予定です。参加した社員たちは「もしかして…」とどきどきしているはずですよ。」

―――その気持ち、よくわかります。最後に、今回の社員展について感じたことがあれば教えてください。
「わたしの考えなのですが、こういう状況のなかで、自分の頭に刺激を与える機会が減っている気がします。外に出られず、家にいる機会が多くて、家にいると刺激を受けることってなかなか少ないんじゃないでしょうか。そんな中、社員ワークショップで手を動かして、ああでもないこうでもないと模索することにはとても刺激を受けました。やっぱり手を動かして何かを作るのは大切な行為ですね。自分の目で見つけた一瞬に名前をつけると思いも込められる。作品を作る行為すべてに対して自分の頭を使っているなと思いました。手を動かして作品を作るというのはこんなに大切でおもしろいことなんだと思いましたね。」


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社員ワークショップは社員限定のものですが、一般の方やアーティストの方でも気軽にご参加いただける便利堂コロタイプアカデミーを年に数回開催しています。様々なサイズのプリントをお試しいただけるうえ、コロタイプマイスター山本が楽しく分かりやすく教えてくれますので、ご興味のある方はぜひお問合せください!

便利堂コロタイプアカデミー www.academy.benrido-collotype.today


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【開催概要】
便利堂コロタイプギャラリー夏季展「コロタイプ手刷りプリントのおもしろさ」展
2021年6月22日(火)~7月9日(金)
時間:10:00-17:00(平日12:00-13:00、土日祝日はお休み)
入場:無料
場所:便利堂コロタイプギャラリー
(京都市中京区新町通竹屋町下ル弁財天町 302)

企画展「東山魁夷とコロタイプの表現力」本日より始まりました!

Posted by takumi suzuki on 06.2021 【コロタイプギャラリー】   0 comments   0 trackback
コロタイプポートフォリオ『東山魁夷代表作十二選』より7点を展示
2021年5月6日(木)~6月16日(水)@便利堂コロタイプギャラリー

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今年から一年を通して楽しんでいただけるようになったコロタイプギャラリー。本日より「東山魁夷とコロタイプの表現力」をテーマに春季企画展示が始まりました。展示を担当した、清 康太郎さんにお話しをお聞きしました。

魁夷展02
昭和50年1月に撮影がスタート。当初昭和51年8月の刊行予定であったが、作業の難航からであろう、1年以上延期され昭和52年11月に刊行された。

―――「東山魁夷とコロタイプの表現力」。このタイトルにはどんな意味が込められているのでしょうか?
「今回展示する『東山魁夷代表作十二選』は、「残照」や「緑響く」などの代表作を便利堂独自のカラーコロタイプでプリントし収録した作品集で、昭和52年に集英社から限定480部で発行されました。作家本人の監修のもと、約3年をかけて制作されたもので、本展ではその収録作12点のうち7点をご紹介しています。職人たちが試行錯誤しながら、いかにして東山魁夷作品の魅力をコロタイプで表現しようとしたのか、完成品のプリントとともに、その制作プロセスもぜひじっくりとご覧いただきたいと思い、このタイトルにしました。」

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展示は献呈用30部のうちの27番。作家の献呈識語入

―――まず、東山魁夷についての印象を聞かせてください。
「彼の絵はとても美しいですよね。しかし彼自身の言葉や、彼について書かれた文献を読むと、作品の重心はもう少し深いところにおかれているように思いました。魁夷は人生の前半にとても厳しく苦しい時代を過ごしています。魁夷の絵に描かれているのは実際の風景ではなく、彼の目で見た景色をいったん内側に蓄えたのち生み出されるもの、つまり再構成されたものです。どん底の時代があったからこそ魁夷はこうした独自の表現に行き着きました。」

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左より「残照」昭和22年 、「道」昭和25年 ともに東京国立近代美術館蔵

―――自分の中へ蓄えてから生み出す。絶望を知る魁夷にしか見えないものがあるのですね。
「そうですね。作家の川端康成はそうした目を「末期の目」と呼び、「自然本来の美しさは、生きる希望すら捨てた、欲のない無垢な心でしか見ることができない」と書いています。魁夷はそれまでの長く苦しい日々ののち、戦時中には空襲で家を焼かれ、召集され、絵を描くことはもちろん生きることもあきらめていました。絶望のなか、彼は阿蘇で見た景色に涙が出るほどの感動を覚え「今一度絵筆を取れることができた時は、今の気持ちのままでこの感動を描こう」と自分に言い聞かせたといいます。戦後、家族すら失った魁夷は千葉の山へ登ります。そこで描いたのが今回展示する「残照」です。魁夷の末期の目が自然本来の美をとらえたんですね。」

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「たにま」昭和28年 東京国立近代美術館蔵、「光昏」(21色刷)昭和30年 日本芸術院蔵

―――その表現がコロタイプでプリントされ、『東山魁夷代表作十二選』が生まれました。
「展示するにあたり、制作過程が知りたくて社内を調査したところ、刷見本とともに、12作品の初校から責了までほとんどすべての校正紙が残されていることがわかりました。」

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修正指示の書き込み

―――当時の様子がうかがえる貴重な資料ですね。
「非常におもしろいものでした。校正紙には指示が細かく書き込まれていて、なんと一つの作品に多いものでは21色も使われていることがわかったんです。しかもおよそ1年の時間をかけ、11回も校正したものもあります。すさまじいですよね。なんと豪華な本なのかと驚いてしまいました。校正の回数は、調整を繰り返し、原本に近づける努力を惜しまなかったということです。いかに職人たちがこのプリントに対して熱量をもって取り組んでいたかを見た気がしました。便利堂のものづくりの根底には、職人の技と作品を見る目がかかせません。この資料を見て特に強く感じたのは、彼らが魁夷へ抱いた尊敬の思いでした。」

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「残照」の色校正のプロセス。手前右下が初校。時計回りに3校、6校、7校、9校、10校。最終的には11校でOKとなった。初校では、固有色の彩度が低くにごっており、調子も滑らかさが足りなかったが、校正を経るごとに改善されていく様子がわかる。

―――胸が熱くなりますね。決して妥協しない職人の姿勢が伝わってきます。
「コロタイプの職人たちを観察していると、プレス機から出てきた紙を両手で持ち上げ、顔を近づけ時間をかけて細かいところまで見ています。コロタイプの性質上、一枚一枚の確認はかかせませんが、それを彼らは自分の目で判断します。いいのか悪いのか、色や表現が原本と合っているのかをとにかく見る。つまり彼らには、彼らにしかない研ぎ澄まされた目があるんです。そこに思い至った時、目こそが魁夷とコロタイプの職人に共通するものだと気がつきました。」

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「月篁」昭和42年 東京国立近代美術館蔵、「雪の城」昭和45年、「緑響く」昭和57年 長野県立美術館

―――魁夷の「末期の目」と職人の「研ぎ澄まされた目」ですね。
「魁夷がくぐり抜けてきた苦難、その先に見つけた表現なくしてはどの作品も生まれなかったでしょう。また今回のテーマ「東山魁夷とコロタイプの表現力」の「コロタイプ」の部分には、コロタイプのもつ表現力はもちろん、職人たちの表現力という意味も込めました。この展示を東山魁夷の複製としてではなく、東山魁夷をテーマとした、ひとつのコロタイプの作品としてご覧いただければいいなと思います。」

―――たくさんの方にご覧いただきたいですね。
「そうですね。東山魁夷とコロタイプについて、よくご存じの方もでもそうでない方も、きっと新しいなにかに出会っていただけるのではないかと思います。ギャラリーは作る人と見る人が交流できる場でもあります。魁夷とコロタイプ、二つの目を通して表現された作品をはたして自分の目はどう受け止めるのか、ぜひ確かめにいらしてください。」



【開催概要】
便利堂コロタイプギャラリー春季展「東山魁夷とコロタイプの表現力」
2021年5月6日(木)~6月16日(水)
時間:10:00-17:00(平日12:00-13:00、土日祝日はお休み)
入場:無料
場所:便利堂コロタイプギャラリー
(京都市中京区新町通竹屋町下ル弁財天町 302)


コロタイプギャラリー常設展示「高松塚古墳壁画と撮影」好評開催中!

Posted by takumi suzuki on 01.2021 【コロタイプギャラリー】   0 comments   0 trackback
ブックレット『壁画発見四十五年記念 高松塚古墳壁画撮影物語』も刊行!
会期:4月上旬ごろまで @便利堂コロタイプギャラリー 入場無料

高松塚古墳壁画_01

皆さん、こんにちは! 今回は2月から公開を始めました便利堂コロタイプギャラリー常設展示の概要と、それに関連したブックレットのご紹介をいたします!

高松塚古墳壁画_7
便利堂ブックレット叢書02
『壁画発見四十五年記念 高松塚古墳壁画撮影物語』

コロタイプギャラリーは、年に数回、企画展の開催時に開廊してまいりましたが、本年より常設展示を設け、通年を通してコロタイプギャラリーを楽しんでいただける取り組みを始めました! 明治20年に創業し、これまで数多くの文化的事業をおこなってきた便利堂の活動をより多くの方に知っていただくため、所蔵する資料類などをもちいた常設展示によって、便利堂の歴史や工房の技術、最新の成果をご紹介していこうというものです。その第1期として、今回は「高松塚古墳壁画撮影事業」を展観いたします!

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高松塚古墳壁画コロタイプ複製(西壁女子群像部分)

来年で発掘から50周年を迎える高松塚古墳壁画は、昭和47年3月21日に発見されました。その壁画を翌22日と24日に石室に入って撮影したのが便利堂です。発見のニュースは“飛鳥美人”の名で全国のみならず世界に広まり、壁画は多くの人に親しまれることとなりましたが、のちに保存環境の影響で損傷を受けてしまいました。そのような経緯からも、発掘直後の壁画の極彩色が鮮明にうつし遺されたこの写真は大変貴重で、文化財写真史における代表的な資料の1つといえます。
→高松塚古墳壁画撮影事業と原寸大コロタイプ複製について詳しくはこちら

高松塚古墳壁画_2
高松塚古墳壁画コロタイプ複製(西壁と東壁)

本展では、その5×7ポジフィルムから作成したデュープと、実際に使用された撮影機材、そして壁画発見45周年を記念して2017年に制作した原寸大コロタイプ複製、ならびに撮影時の状況を再現した模型を展示いたします。厳しい条件のなかで撮影した写真技師の苦労や高い技術はもちろんのこと、今は見ることができない壁画の色彩を忠実に再現した本複製の「色」にも注目してみてください。

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壁画撮影時の状況を再現した模型も展示中

また、便利堂では昨年末に、この昭和47年の発掘と撮影にまつわる秘話をまとめたブックレット『壁画発見四十五年記念 高松塚古墳壁画撮影物語』を刊行いたしました! 本書では、当時奈良県側の担当をされた元橿原考古学研究所長の菅谷文則氏と、実際に撮影をした元便利堂写真技師の大八木威男氏による文章を掲載。そして、壁画の美術史的価値を東京藝術大学客員教授の有賀祥隆氏に、最新の古墳調査成果を元文化庁古墳壁画対策調査官の建石徹氏に執筆いただいています!

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菅谷氏(右)と大八木氏 

さらに2017年に便利堂コロタイプギャラリーで開催された菅谷氏と大八木氏による対談の内容も収録するなど、「世紀の発見」と言われた高松塚古墳壁画発掘と撮影の経緯を知る上で、大変貴重な1冊となっています。便利堂のオンラインショップでもご購入いただけますので、展示を見に行けないという方などは、ぜひこちらをご覧下さい!

便利堂ブックレット叢書02
『壁画発見四十五年記念 高松塚古墳壁画撮影物語』
サイズ:B5判、40頁
定価:900円(税抜)
2020年12月10日刊行
ISBN:978-4-89273-110-5 →本書について詳しくはこちら

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2021年2月24日(水)付けの朝日新聞夕刊紙面では、これらの内容を紹介した記事を掲載いただきました。撮影後の報道関係者によるフィルムを巡る争奪戦に直接関係した(!)朝日新聞社さんに、49年経った今、改めてご紹介いただくということで、取材を担当された朝日新聞の記者さんも、便利堂の担当者も何だか不思議な心持ちでした…(もちろん良い雰囲気の取材でした!)。→掲載の記事についてはこちら

本店 1

また、ギャラリーのある便利堂本社1Fには便利堂の商品を取りそろえた「京都便利堂本店」も営業中! あわせてお楽しみいただけると幸いです。

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発掘ならびに撮影から半世紀が経とうとしている今だからこそ語ることができる高松塚古墳壁画の撮影事業、それらをご紹介した本展ならびに本書をきっかけに、“文化財写真”の重要性をより身近に感じていただき、またあわせて便利堂の工房の歴史と技術にも興味を持っていただけましたら幸いです!

【開催概要】
便利堂コロタイプギャラリー常設展示「高松塚古墳壁画と撮影」
現在開催中~4月上旬ごろまで開催予定
時間:10:00-17:00(平日12:00~13:00、土日祝日はお休み)
入場:無料
場所:便利堂コロタイプギャラリー
(京都市中京区新町通竹屋町下ル弁財天町 302)


コロタイプ版「国宝 聖徳太子及び天台高僧像」里帰り複製が完成!一乗寺で明日から特別公開!

Posted by takumi suzuki on 13.2020 【今日のコロタイプ】    2 comments   0 trackback
10日間だけの貴重なこの機会にぜひ秋の一乗寺へ
西国三十三所草創1300年記念 2020年特別拝観「国宝聖徳太子及び天台高僧像10幅 複製完成記念展」
@法華山一乗寺 2020年11月14日(土)〜23日(月・祝)

展示風景1

 朝晩の冷え込みが日に日に厳しくなり、京都の木々も本格的に色づいてきたこの頃。皆様には健やかにお過ごしのことと存じます。はじめまして。便利堂入社7年目の永野です。
 この度、法華山一乗寺所蔵の仏教絵画の超名品「国宝 聖徳太子及び天台高僧像」がコロタイプ複製によってお寺に里帰りし、西国三十三所草創1300年特別拝観・複製完成記念展として、全十幅が公開されることになりました。今回は皆様にこの事業のあらましをお伝えしたいと思います。

永野と三重塔

 兵庫県加西市にある一乗寺は、インドから雲に乗って飛来したとされる法道仙人が孝徳天皇より寺領を与えられ、白雉元年(650)に開山したと伝わる天台宗の古刹です。国宝を二件(聖徳太子及び天台高僧像と三重塔)、重要文化財は御本尊の聖観音菩薩像や本堂のほかにも、分野を問わず多数所有され、貴重な文化財を今日に伝えています。また、西国三十三所巡りの二十六番札所としても名高く、たくさんの方が参拝に訪れます。

 参拝客の方からは、「国宝の聖徳太子及び天台高僧像を見せて欲しい」という声も多くあったそうですが、それをすべて断らなければならない事情がありました。実は全十幅あるこの宝物は現在、奈良国立博物館に七幅、東京国立博物館に二幅、大阪市立美術館に一幅とバラバラに寄託されており、お寺では見ることができないのです。御住職曰く、“後世にこの名宝を遺し伝えるためには、やむを得ないという想いもあるが、本高僧像を目的に御参拝いただいた方がその事実を知り、肩を落としてお帰りになることが残念でならなかった”とのことです。現在、実物を拝むためには、博物館や美術館に展示される機会を待つほかありません。しかし国宝であるが故に、文化財保護の観点から公開には規制があり、滅多にお出ましになりません。ましてや十幅が全て揃うことなど更に稀です。

 この問題を解決すべく、お身代わり複製を将来し、お寺に里帰りしていただく手段としてコロタイプが選ばれ、弊社にお声がかかりました。本高僧像十幅の内、最澄と智顗については、昭和62年に弊社が75%縮小のコロタイプ複製を納めていたため、今回は残りの八幅を同じ縮尺で手がけることとなりました。全ての仕様や日程が決まり、正式にご発注いただいたのは昨年末のことでした。

■聖徳太子及び天台高僧像(十幅 絹本著色 平安時代)とは

 聖徳太子をはじめ、龍(りゅう)樹(じゅ)菩薩(インド)、善(ぜん)無(む)畏(い)三(さん)蔵(ぞう)(インド)、慧(え)文(もん)禅師、慧(え)思(し)(南岳大師)、智顗(ちぎ)(天台智者大師)、灌(かん)頂(じょう)(章安大師)、湛(たん)然(ねん)(荊渓大師)、最澄(伝教大師)、円(えん)仁(にん)(慈覚大師)などインド、中国及び日本の天台宗関係の高僧を描いたもので、各図とも補筆が少なくないが、細部の文様そのほかに繊細華麗な平安時代の画風がうかがわれ、坐像、立像、正面向き、側面向きなど変化に富んだ像容は、平安時代の高僧像の一般を示して興味深いものがある。なお聖徳太子など五幅の上部色紙形にわずかにのこる賛文は、天慶九年(946)叡山東塔法華堂(延暦寺)の像に橘(たちばなの)在(あり)列(つら)が加えた画賛と符合する点、その像容も同壁画に倣った可能性が高い。いずれにしても平安時代前期の東寺(教王護国寺)の国宝 真言七祖像などに対比すべき平安時代後期高僧像の優品としてその価値は高い。
『国宝事典 第四版(便利堂刊)』より

 仏教がインドから中国へ伝わり、中国で天台宗へと発展、そして最澄が日本に持ち帰り日本天台宗として開祖・布教する歴史から生まれた高僧たちが9人。そして僧侶ではないものの、この内一人である慧思の生まれ変わりとされ、仏教を日本に広く普及させた聖徳太子が描かれた仏教絵画です。インドから2人、中国から5人、日本から3人の多国籍群ですね。ひとりひとりにそれはもう立派な来歴があるのですが、ここではとても語りつくせないので割愛させていただきます。
 こうした宗教的な価値に加え、美術的な価値もあります。千年近くの時を経ているので本紙はそれなりに傷んでいるのですが、立体感をもって描かれた衣、その衣に描かれた細やかな文様など、鮮やかで瑞々しい色彩は非常に状態よく今日に伝わっています。色をただ再現するだけではなく、この質感や迫力まで写すことができるのがコロタイプの真骨頂。弊社にとって久しぶりの大規模複製案件とあって、気合いに満ち満ちてスタートしました。

■制作工程のご紹介

ここから、写真撮影→製版→校正刷→原本照合→印刷→補彩→軸装の工程順にレポートしていきます。

一乗寺_撮影
 
 まずは原本の撮影です。精度の高い写真原稿あっての複製ですので、今回は8×10インチの大判ポジフィルムによるアナログ撮影を採用しました。最新のデジタルカメラでもこの大判ポジフィルムの持つ情報量には及ばないとされています。アナログで高精度な文化財撮影ができることも弊社製の複製の大きな強みです。
 前述の通り3つの館に分かれて寄託されているため、それぞれの館を訪ねて撮影しました。

写真左:東京国立博物館での撮影前準備の様子(慧文禅師)。本紙には触れませんが、浮きや折れを抑えるために裂には触ります。学芸員の先生が見ている中での作業、緊張します。
写真右上:奈良国立博物館での撮影風景(湛然)
写真右下:同、撮影の隣でコロタイプ技師による原本チェック(龍樹菩薩)。国宝に大接近!有り得ない近さ!文化財複製に携わる者の特権です。

一乗寺_製版

 撮影した写真をデータとして取り込んで分色、刷り重なったものを想像しながら製版していきます。一色ごとに版が必要ですので一色ずつ製版が必要です。今回一幅あたり10色のインキ(!)を使いましたので、製版チーム総出で80色分作業しました。

写真左上:製版作業の様子。いらない部分を塗り込んで色を取り出しています。これを使用する色の数だけやらないといけません。気が遠くなるような作業です。
写真右上:聖徳太子のネガフィルム。ネガなので分かりづらいですが、これは下地の墨(ブラック)の版です。出来上がったネガフィルムは、感光材を含んだゼラチン液が塗布されたガラス板と密着露光され、コロタイプの版になります。
写真左下:版振りの様子。一番大きな72×125cmのガラス板ですので一人ではとても振れません。
写真右下:露光の様子

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 版を機械にセットし、いざ本機・本紙での校正刷です。DAXと呼んでいる大型プレス機で刷り重ねていきます。

写真左:露光の終わった版(円仁のオレンジ版)
写真中:DAXにセットされた聖徳太子のスミ版
写真下:7色目の青を刷った直後の聖徳太子

チェック一乗寺_校正

 更なるクオリティを求め、刷り上がった校正紙を携えてもう一度寄託先の3館にお邪魔し、原本との照合を行いました。

写真左:奈良国立博物館で原本との照合(聖徳太子)。いいところまではきているものの、比較すると修正点が山ほど出てきます。
写真右:大阪市立美術館で原本との照合(灌頂)

一乗寺_本刷

 持ち帰ったものをレタッチして本番の印刷に臨みます。特色インキの調合や刷り位置合わせなど、通常の印刷以上に気を付けながら進めましたので、1日に2色刷るのがやっとでした。

写真:聖徳太子本刷の様子

一乗寺_補彩

 予定ではそのまま補彩に進むつもりでしたが、奈良国立博物館のご厚意により、もう一度原本との照合を許していただけました。補彩をお願いする日本画家集団、川面美術研究所の皆さんと一緒に三度目の奈良博です!
 奈良国立博物館での原本照合を踏まえて、他の幅も補彩していきます。コロタイプでは出にくい胡粉の白色や明るい赤色を中心に筆を入れてもらいました。これによって更に立体的になり、原本に近づきます。

写真上:帆最後、原本と並べた様子。大きさ以外は見分けがつかない程のクオリティまでもっていくことができました。
写真下左:原本保護のため部屋の外で彩色しています。
写真下右:川面美術研究所の工房での作業風景(灌頂)

 補彩が終わった本紙は順に表装していきます。昭和の複製と似た裂を選び、同じ形態の三段表具(行の行)に軸装します。手がけるのはもちろん京表具の職人さんです。

一乗寺_表具

軸装の内、付け回しの作業風景(龍樹菩薩)

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「国宝 聖徳太子及び天台高僧像」のうち今回完成した複製八福

 そして先日、遂に今回複製した全八幅が完成しました!作業開始から実に10ヶ月のことです。実に壮観です!10ヵ月をこの複製に捧げた私にとっては感無量の瞬間でした。

 そして、冒頭で紹介した通り、一乗寺様において「国宝 聖徳太子及び天台高僧像」複製完成を記念して、全十幅が公開されます。普段非公開の「常行堂」を開帳され、堂内がこの複製で荘厳されました。

展示風景2
常行堂内で本複製で荘厳された様子

 期間は11月14日(土)から11月23日(月・祝)まで。入山料は500円です。
住所:兵庫県加西市坂本町821-17
拝観時間:8:00-17:00
西国三十三所巡礼の旅 HP 一乗寺
https://www.saikoku33.gr.jp/place/26
 インドから中国を経て日本へと伝わった仏教・天台宗の法灯を、インドから将来した法道仙人が開いた天台宗の名刹一乗寺で感じてみてはいかがでしょうか。


横浜の名勝三溪園で開催中! 襖絵の原本・コロタイプの見比べができます!

Posted by takumi suzuki on 28.2020 【今日のコロタイプ】    0 comments   0 trackback
企画展「臨春閣-建築の美と保存の技-」
@三溪記念館 2020年10月15日(木)〜12月20日(日)

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 こんにちは。便利堂の藤岡です。
今回は、横浜の国指定名勝三溪園(三溪記念館)で開催中のコロタイプ複製に関連した企画展のお知らせです。
伝狩野永徳「芦雁図」襖絵4面の原本とコロタイプが並べて展示されるという、複製が完成して以来、初のこころみです。職人技の粋を集め、できる限り最高の複製をつくるべく、日々精進していますが、こうして原本と並べて展示されてご覧いただくことは、大変ありがたいことであるとともに、反面アラが露呈しないかとドキドキします。(手前が原本、奥が複製)

三溪園内苑1

 本題に入る前にすこし長めの前口上を・・・
 三溪園は、明治から大正時代にかけて生糸の貿易で財をなした実業家・原三溪が造り上げ、明治39年(1906)5月に一般公開されました。広大な園内には、京都や鎌倉などから移築された歴史的に価値の高い建造物(数寄屋・茶室・仏殿・塔・門など)を配し、10棟が国重要文化財に、3棟が横浜市有形文化財に指定されています。
 そのなかに臨春閣(重文)という建物があります。もとは紀州徳川家の別荘と考えられる御殿を移築したもので、内部は繊細優美な意匠が随所にみられ、また狩野派を中心とする障壁画が多数描かれています。

臨春閣内
コロタイプ複製の障壁画が貼り込まれた臨春閣内部

 現在臨春閣で貼り込まれている障壁画、じつはコロタイプによる複製なんです! 日本の伝統建築は内と外の区分けが明確でなく、障壁画など装飾調度品は、多かれ少なかれ、外気にさらされているといえます。臨春閣の障壁画も、経年による傷みが激しく、複製に取り替える話がもちあがると、原本(オリジナル)を忠実に再現し、そうした環境下でも永年にわたり品質を保持することができる便利堂のコロタイプが、複製技法に選ばれたのです。耐候性にすぐれた手漉き和紙(越前鳥の子紙)ときわめて相性がよいのも、コロタイプのおおきな特徴のひとつです。

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原寸撮影されたアナログフィルム(これがそのままコロタイプの版となります)

 そうして平成3年(1991)臨春閣内部の襖と壁面に描かれた水墨画約100点の複製に着手します(30年ちかく前の話ですね・・・)100点といっても、たとえば襖1面を写真を撮影するにも、原寸で撮影するため1カットでは済みません。もちろん、複製もそれに合わせて分割で制作しますので、撮影、印刷ともに膨大なカット数、台数(=版数・紙数)にのぼります。

 撮影では、スケジュールを第一次と第二次に分け、コロタイプ用分解撮影(大全サイズ)202カット×2色、896カット×1色、および色見用カラーポジ(8×10)撮影108カットにのぼりました。写真部の「作業記録」によると、第一次撮影は平成3年9月10日〜21日、第二次撮影が平成4年5月29日〜6月12日となっていますから、あわせて25日以上かかっています。「大全サイズ」ということは、いわゆる「大判フィルムによるアナログ撮影」であり、原寸撮影ができるコロタイプ用のタテ型カメラが出張しています(タテ型カメラについては→ http://takumisuzuki123.blog.fc2.com/blog-category-6-2.html)。

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撮影されたフィルム(大全サイズ)

 コロタイプ印刷のほうでは、時間・予算がかぎられたなか、工夫をしていて、複製をAとBふたつの方式に分けて作業進行しています。当時のメモによると、A方式は「原本を原寸大で2色撮影し、スミ版および地色版を製版し、印刷する。原本は料紙の破損・汚れ・シミ等がひどく、これらの原本の通りには表現しないという基本的な三溪園のご方針に沿って進め」、B方式は「原本を(同じく原寸で)スミ版のみ1色撮影し、地色版は(傷・汚れ・補修のあとを抹消するために)それぞれにベタ刷りで印刷した上にスミ版を印刷し、他の色は(地色の調子もふくめて)全体を着彩して表現する」とあります。

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現地における補彩作業(当時) 原本を前にして作業を行います

 デジタル製版できる現在では、シミ・傷・汚れなどはある程度まで容易に修正することができますが、この当時のアナログフィルムにおける修正は簡単なことではないので、撮影前にきっちりと製版・印刷の方針を組み立てないといけません。また、三溪園さんのご意向としては、現状の傷みは再現せず、きれいめに、そして部分によっては描かれた当時の復元を望まれていたようです。そのような加減ができるのも、複製ならではといえるでしょう。

補彩1
複製の貼りこみ作業(当時)
 
 さらに、そこから襖仕立てと壁面張り込み作業がありますので、すべての完了は平成6年秋。じつに3年以上の歳月をかけた大事業でした。文化財(原本)を護るとともに、ひろく公開にも耐えうる、まさにコロタイプによる文化財複製の意義がもっとも活かされた仕事といえます。


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 さて、本題です。
 この臨春閣が現在、屋根の葺き替えと耐震補強の工事を行っています。これに伴い、コロタイプ障壁画はいったん取り外されることになりました。壁画のほうは捲り取り、京都に持ち帰って軽くクリーニングをおこなったうえで(おおきな傷みはみられませんでした)工事完了後に再度張り戻すことになりました。作業にあたるのは、襖仕立てと貼り込み作業をお願いした職人さんたち。30年近くを経て代替わりしていますが、先代さんもお元気で、現地作業に参加してくれています! 

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複製の取り外し作業

 本来ならそろそろ貼り戻し作業にかかり、来年2月頃にはすべて完了する予定でしたが、コロナの影響で工事じたいが大幅に延期され、元の場所にもどったコロタイプ障壁画がみられるのは、もうすこし先になりそうです。とはいえ、三溪園さんがこうして大切に、原本同様に取り扱ってくださっているのは大変ありがたいですね。

原本(小)_1
原本

コロタイプ(小)_1
複製

 またこの間、屋内のその他の欄間や装飾品も取り外し、状態の良くないものは修理を施したうえで、臨春閣に戻す前に、三溪記念館で特別公開されます。今回、便利堂も修復のお手伝いをさせてもらいました。その他、臨春閣が大阪にあったころに描かれた図面や、臨春閣購入の経緯を示す資料など珍しいものもみられるそうです。
 そして、伝狩野永徳「芦雁図」襖絵4面の原本とコロタイプが並べて展示されることとなりました。これまでも原本は記念館で保管され、順番に展示公開されているのですが、こうして複製と並べられるのは初めてとのこと。

 三溪園学芸員の北泉剛史さんからもコメントを寄せてもらいました。
「今回の展示は、臨春閣が大規模に保存修理工事を行っているからこそ、現地から取り外して展覧会として開催できるものです。今後、再びそれぞれの装飾品を現地から取り外してお披露目できる機会は、間違いなく二度とありませんし、こういった展覧会ができるのは、まさに三溪園ならではです。またコロタイプ印刷は、技術そのものが文化財に値するものですし、今回の展覧会の主旨・副題でもあります『保存の技』であると思っています」

 そういえば、日本画家の山口晃さんも、共著書の企画で臨春閣のコロタイプ障壁画を間近に見て、4コマ漫画に「ぜんぜん解らない。すごい出来だ」と語ってくれています。「原本の通りには表現しない」方針でつくられた複製でも、コロタイプなら本物にみえる!ということで。。ちょっとドキドキしますが、ぜひ足を運んでください! 12月20日まで。


重要文化財保存修理事業記念
企画展「臨春閣-建築の美と保存の技-」
会場:三溪記念館(横浜市中区本牧三之谷58-1 三溪園内)
会期:2020年10月15日(木)〜12月20日(日)
時間:9:00〜17:00(入場は16:30まで)
観覧料:無料(三溪園入園料でご覧いただけます)
交通:JR根岸線根岸駅からバスで10分「本牧」下車、徒歩10分/横浜駅東口、桜木町駅などからバスで「三溪園入口」下車、徒歩5分
https://www.sankeien.or.jp/


プロフィール

takumi suzuki

Author:takumi suzuki
【コロタイプの過去・現在・未来。創業明治20年の京都 便利堂が100年以上にわたって続けているコロタイプ工房より最新の情報をお届けします】
Japanese:www.benrido.co.jp
English:www.benrido-collotype.today

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