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《コロタイプギャラリー支配人(代理)より次回展のお知らせ》第4回「コロタイプ手刷りプリントのおもしろさ」展

Posted by takumi suzuki on 22.2016 【コロタイプギャラリー】   0 comments   0 trackback
ついに手刷りプリントもカラーに進化!? 恒例の社員展、明日より開催いたします!
2016年6月23日(木)~7月15日(金) 11:00~18:00 ※土・日曜日、休廊

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コロタイプギャラリー支配人代理の平島です。お待ちかねの第4回「コロタイプ手刷りプリントのおもしろさ」展が明日23日から開催されます!!


「コロタイプ手刷りプリントのおもしろさ」展とは・・・

コロタイプは熟練の職人技を要する表現方法であり、作家の作品づくりや博物館のレプリカなどに用いられますが、便利堂では一般の方々にその魅力やおもしろさを知っていただき、より身近に楽しんでいただくために、手刷りプリントのワークショップの開催に取り組んでいます。本企画展は、創業記念日に合わせ、便利堂社員一人一人がコロタイプへの理解を深めるべく、各自の作品を題材に作成した手刷りプリントを展示します。

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今年も期間限定でコンテストを行います。6月30日正午まで投票箱を設けていますので、是非ご来廊・そしてご投票ください! 作品の投票にご協力頂いた皆様には、濱谷浩氏のコロタイプ絵葉書を1枚プレゼント!(6月30日(木)の正午まで) 高得票作品は7月1日の創業記念日で表彰し、後日ブログで発表させて頂きます。

↓過去の作品づくりの様子はコチラ↓
第1回:http://takumisuzuki123.blog.fc2.com/blog-entry-32.html
第2回:http://takumisuzuki123.blog.fc2.com/blog-entry-66.html
第3回:http://takumisuzuki123.blog.fc2.com/blog-entry-86.html


試行錯誤の中にもスキルアップが!

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第4回目を迎える今年は便利堂創業130年の記念すべき年です。各自、130年の歴史を振り返りながら作品制作に励み!?会場がアツい。熱気がすごい。創作意欲が伝染していっているのが分かります。

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ベテランの目にもとまらぬローラーさばき・・・・・慎重~な新入社員

今年も工房の熟練スタッフのアドバイスは(基本)なしで大いに苦しみ、大いに楽しみました。
いつもコロタイプの良いところばかりを書いているので、回を重ねるごとにブログで何を書こうか迷います…。ので、今回は手刷りプリントへの理解を深めて頂くべく、生みの苦しさをお伝えできたらと思います。


ハプニング集

■その1 作品が表れない!?

水とグリセリンでゼラチン膜が柔らかくなったコロタイプの刷版!
いよいよお楽しみのインキングです。

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楽しみにローラーをかけると・・・・・作品がない・・・・・!?

意気消沈の熱血営業マン。間違えて刷版の裏面でローラーを転がしていたようです。すごく初歩的なミスですが、熟練スタッフが居なければ刷版の表裏の見極めすら難しいのです。

■その2 インクが乗らない・・・・・

これ、ワークショップのあるあるです。
何回ローラーをコロコロしても、全くインキが乗りません!

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ぼんやり浮かび上がる像・・・・・

原因は恐らくインキが硬すぎるため。
亜麻仁油という、油絵の具を溶かす液を使い、柔らかくしてあげます。

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亜麻仁油(左)ちょっと垂らして、ねりねりねり~

すると見事…!

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黒々と乗りました!おめでとうございます!
ワークショップは4箇所のインク台を設けていますが、インクが良く乗る台と乗らない台があります。この見極めもポイントの一つかもしれません!?

■その3 背景がモコモコしている

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紙の相性かと思いきや、どうやらプレスの圧が弱いため起こる現象だそうで、圧を強くし再チャレンジ!!

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モコモコが消えスッキリ!!


チャレンジャー現る!

以上、心配して見に来てくださった工房の皆さんのおかげで問題解消しました。コロタイパーとして独り立ちするにはまだまだ経験が必要だなあと噛み締めます。

が、しかし! 社員展も4回目になると、今までと同じでは飽き足らないつわものも。今回東京オフィスのスタッフたちからは、初のカラー作品群が参戦! 今までにない意欲作が出品されることになりました。

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なんと、モノクロ刷の上に、水彩色筆ペンを駆使し、手彩色した作品です!



以上、写真の良さはもちろん、細やかな刷り味、チャレンジ精神も必見の52作品が揃う本展は、社員皆、バリバリ賞を狙いに来ています。笑 ちょっと恥ずかしいぐらい粒ぞろい。どうぞおたのしみに!

投票にご参加下さった方には、コロタイプ絵葉書を1枚プレゼントいたします!
あなたの貴重な一票を、どうかよろしくお願いいたします。社員一同お待ちしております。お近くにお越しの際は、是非お立ち寄りご投票くださいませ!

会期 2016年6月23日(木)~7月15日(金)
11:00~18:00 ※土・日曜日、休廊

お問い合わせ先 株式会社便利堂 075-231-4351(代表) ※平日9:00~18:00
便利堂ホームページ http://www.benrido.co.jp/
Twitter @kyotobenrido

コロタイプギャラリーのfacebookやってます!

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https://facebook.com/benrido.collotype.gallery

HARIBAN AWARD 2016 参加作品募集中!

Posted by takumi suzuki on 15.2016 未分類   0 comments   0 trackback
締切まであと2週間! ご応募お待ちしています!

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https://benrido-collotype.today/competition/submit/

■「Hariban Award」プロジェクトとは?
「Hariban Award」プロジェクトは、広く世界からコロタイプで作品を作ってみたい写真家やクリエイターにエントリーしてもらい、最優秀者は工房のある京都に招待され、滞在しながら自分の思い描くプリント、あるいは新たな発見となるプリントを職人と共に作り上げるという、便利堂コロタイプ工房でしか味わえない体験ができます。

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Marc Feustel

■HARIBAN AWARD 2016 審査委員長 マーク・フューステル氏からのコメント 

「HARIBANAWARDでは特に決まった作品や、特別な題材や手法を求めていません。求めているのは多様性です。革新的でコロタイプの限界を押し広げる作品を求めています。私が見たい作品は、コロタイプが可能な強みを生かす範囲で、コロタイプを新しい方向へ連れて行くような作品、見たこともない印刷技術を使用している作品です。

便利堂について面白いのは、写真創世記の技術を使用し、21世紀の技術と結び付けていることです。そういった考え方に基づいた作品、非常に現代的な考え方とをむすびつけるもの、それが今回求められている作品かもしれません。古い技術の強みと現代的な考え方をミックスしようというのは非常に面白いことです。」

インタビュー映像はこちら


■京都に招待され、職人とともにコロタイププリントを制作できます
最優秀賞受賞者は、主催者の経費負担(渡航費、滞在費)で2週間の京都滞在をしていただけます。この期間中、工房にて職人とのコラボレートでコロタイププリント8作品を制作。制作したプリントは主催者から受賞者に寄贈されます。また、受賞作品(最優秀賞および審査員特別賞)を収録した公式カタログ(作品集)を贈呈します。


■来年の京都グラフィーで作品発表の機会が与えられます
2017年春には、京都グラフィーのアソシエイティッド・プログラムとして制作した作品を展示公開します。

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HARIBAN AWARD 2014 最優秀賞受賞 Awoiska van der Molen  くわしくはこちら

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HARIBAN AWARD 2015 最優秀賞受賞 Antony Cairns  くわしくはこちら


■推薦のことば

サイモン・ベーカー氏 Dr Simon Baker
(英国国立美術館テートモダン 写真・国際美術部門チーフキュレーター)

「コロタイプの持つ不動の美しさや複雑さ、様々な奥行きや色彩に反応できる力は現在でも重要です。現代の写真作品と、プリント過程に熟達している技法との融合は非常に独特なものであり、それが未だに可能な場所は世界中を見てもほんのわずかにしか存在していません。
若手の写真家を便利堂に招待し便利堂のスタッフの方々と作業する利点は、彼らエキスパート達とアイデアや専門知識を交換できることです。自分の作品をまだ模索していて、印画技法に興味があり、もしかするとすでに様々なモノクロプリント技法やカラープリント技法を試行錯誤しているような人には素晴らしい経験となることと思います。また、この経験の最大の利点は、通常ではあり得ない便利堂の熟練技師と経験を共にできることです。このコンペに入選するとコロタイプで素晴らしい作品を作るだけでなく、自分の作品の制作を新たな視点で見る機会も与えられると思います。」


■開催概要

応募受付期間: 2016年4月16日-6月30日        
テーマ:特定のテーマは設定しません
応募作品:モノクロ写真作品(アナログ、デジタル問わず)
応募資格:一切問いません
応募点数:12点
参加費用:5000円
審査方法:画像データによる第1次審査および第2次審査
賞:最優秀賞(1名) :
主催者の経費負担(渡航費、滞在費)にて2週間の京都滞在。この期間中、工房にて職人とのコラボレートでコロタイププリント8作品を制作。制作したプリントは主催者から受賞者に寄贈されます。また、受賞作品(最優秀賞および審査員特別賞)を収録した公式カタログ(作品集)を贈呈します。2017年春には、京都グラフィーのアソシエイティッド・プログラムとして制作した作品を展示公開します
審査員特別賞(若干名):受賞作品を収録した公式カタログを贈呈します
工房賞(1名):受賞作品を収録した公式カタログを贈呈します

展示会期:2017年4月中旬-5月中旬
展示場所:京都市内
主催:HARIBAN AWARD 2016事務局
共催:KYOTOGRAPHIE
後援:京都市、一般社団法人 匠文化機構

■審査員

審査員は、下記の専門家の方々が選ばれています。(敬称略)

■Marc Feustel / France STUDIO EQUISディレクター、インディペンダント・キュレーター
■Peter Barberie / U.S.A フィラデルフィア美術館 Alfred Stieglitz Center写真部門キュレーター
■竹内万里子 / Japn 京都造形芸術大学准教授・写真批評家
■イトウツヨシ / U.S.A. 写真センター「Project Basho」プログラム・ディレクター

ご応募はこちらまで! 締め切りは今月30日です!

https://benrido-collotype.today/competition/submit/

Antony Cairns ‘LA-LV / LDN_Process' exhibition at Kyotographie 2016

Posted by takumi suzuki on 13.2016 English   0 comments   0 trackback
HARIBAN AWARD 2015 Exhibition
4/23/2016-5/22/2016/@SferaExhibition


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KYOTOGRAPHIE international Photo festival 2016 Main program
HARIBAN AWARD2015 Grand prrize Exhibition
Antony Cairns
Collotype exhibition  ‘LA-LV / LDN_Process’



KYOTOGARPHIE international photo competition started in 2013, and it’s 4th edition this year.
Now it’s becoming famous as a big event in spring in Kyoto. Benrido has been involved with Kyotographie
since the first edition. And from 2014, we have been hosting an international photo competition “HARIBAN AWARD”
which aims to spread collotype technique.

The winner of the award receives two weeks of artist-in-residence in Kyoto to create
collotype prints with master artisans of Benrido atelier and the right to exhibit their own work at Kyotographie as an associated program.

The winner of the first edition Awoiska van der Molen (Netherland) exhibited her winning photographs at the Kosei-in (Traditional Japanese “Sukiya” style townhouse in Kyoto).
This is the photo from the last year.

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We received as much as 234 applications for the HARIBAN AWARD 2015, the second edition. From all those applicants, Antony Cairns from London won the grand prize. Antony applied the first edition in 2014 and received Jury’s special prize. In 2015, it was his second challenge, and YES he did win!
→We will write an outline of HARIBAN AWARD2015 later.

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This exhibition is to show result of HARIBAN AWARD 2015 and also this exhibition became one of the main programs because the work of Antony matches the theme of KYOTOGRAPHIE 2016 “Circle of Life” (I’ll explain it later). This is his first exhibition in Japan. So was Awoiska’s last year. We feel pleasure this Award is being good opportunities to introduce young foreign photographers to audience Japan.

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The venue: SferaExhibition

Born in London in 1980, Cairns is a traditionally-trained photographer who learnt his trade at the London College of Printing, before studying the forgotten and discarded photographic methods that later became instrumental to his artistic style. AMC Books published his three-volume “LDN” series of photographs, which take the city of London as their main motif, and which received the 2013 Fotobookfestival Photo Book Award in Kassel, Germany.


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At KYOTOGRAPHIE in addition to “LDN” series, he will be showing images from his series, “LA-LV” (Los Angeles/Las Vegas). mainly printed with Benrido artisans last Autumn, as well as collotype prints created from the tablet images with (Electronic Ink=EI) and printed on aluminum plates.

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「LA-LV」 series Collotype ver.

Antony’s photograph production starts with shooting the night views of a city with a film camera named Minox made in Germany. He releases the shutter when he sees construction sites, interesting buildings etc while he wonders around city. And he develops them in a darkroom by himself. At that step, he often pursues imperfection by using experimental trials. City scenes in his developed images are abstracted and sometimes it’s hard to tell what the actual object was. Monochrome abstract images make it difficult to find where the scenes are taken. Maybe I could say this is part of globalization.

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Punching Metal and mounted with thread, done by himself.
“Kyoto Benrido” is embossed.

As the title includes “Process”, he thinks that the whole process of production is photography. This exhibition exactly expresses how he thinks of “photography”.hariban award 2015_9

Above works are printed in aluminum plates. Hard and cold touch of aluminum plates which match his world.

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The works above represents the theme of this exhibition the most. More recently, he has been exhibiting images made with electronic ink on tablet computers that are then dismantled. EI in「LDN EI」means electoric Ink. He tries to represent reincarnation of photographic technology by reprinting the works used state-of-the-art technology, this time by collotype which is 150year old classic technique. This exactly matches the theme of Kyotographie this year “Circle of life”.

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(from the left) LDN EI, Collotype plate the image printed on, Collotype work printed from the plate in the middle.


Besides above works, his hand made photo book and slides works are exhibited. You can take them in your hands and feel them.

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〈OSC〉Punched card works

These pictures were taken in Osaka while his artist-in-residence last year. The newest photo book「OSC」(=Osaka Station City). The night views taken around Umeda station in Osaka were inkjet printed on punch cards which used be used for computer programs. Antony plans to collotype those photographs by himself and exhibits them in London near future.

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A Talk session with Mr.Simon Baker (right)

On April 24th, a talk session of Simon Baker ( senior curator, photograph section, Tate modern) and Antony was held. Antony explained his own works and talked how he started taking pictures at the age of 15 and then how he reached the current style in relaxed atmosphere.

One guest asked him “Today you can make images abstract using something lik Photoshop. But is there any reason why you stick to darkroom process?”
Antony answered “The photography has developed with techniques in each period. Therefore now there are varieties of selections from classic to state of art digital techniques.
I feel happy I get to choose what I think good from those”.


Recently, it seems like the number of photographers who adopt classic printing techniques is increasing. From the point of view of Hariban Award host, I feel collotype is attracting attention as one of classic printing techniques from overseas, especially in Europe.



Hariban Award is now the 3rd edition. Now, calling for entry.
We look forward to receiving wonderful photographs from all over the world.
Do not miss this rare chance. And we look forward to make collotype prints of your photographs with master artisans of Benrido atelier in Kyoto, this Autumn!

www.haribanaward.org


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Hariban Award 2015 Official Catalogue (Limited 80 copies) $42.50
purchase here

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「LDN EI」collotype prints can be purchased here


Exhibited photo books can be purchased from here:
LDN, LDN2, LDN3, LPT
http://www.antony-cairns.co.uk/books

LDN EI, OSC
http://twelve-books.com/shop/

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www.haribanaward.org












プロフィール

takumi suzuki

Author:takumi suzuki
【コロタイプの過去・現在・未来。創業明治20年の京都 便利堂が100年以上にわたって続けているコロタイプ工房より最新の情報をお届けします】
Japanese:www.benrido.co.jp
English:www.benrido-collotype.today

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