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第5回「コロタイプ手刷りプリントのおもしろさ」展 開催中!

Posted by takumi suzuki on 26.2017 【コロタイプギャラリー】   0 comments   0 trackback
本日、体験ワークショップもやってます!

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便利堂コロタイプギャラリー
会期:2017年6月20日(火)~7月5日(水) 11:00~18:00
休廊:土・日曜日・6月30日(金)

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コロタイプギャラリー支配人代理の平島です。年に一回の恒例行事「コロタイプ手刷りプリントのおもしろさ」展が20日から始まりました!! 第5回目となる本展では、新しく技術開発に取り組んでいる「環境に優しい感光材」による版でプリントしました。技術の改革を、職人のみならず全社員で後押しできるように、楽しみながら実践しています!

コロタイプ手刷りプリントのおもしろさ」展とは・・・

コロタイプは熟練の職人技を要する表現方法であり、作家の作品づくりや博物館のレプリカなどに用いられますが、便利堂では一般の方々にその魅力やおもしろさを知っていただき、より身近に楽しんでいただくために、手刷りプリントのワークショップの開催に取り組んでいます。本企画展は、創業記念日に合わせ、便利堂社員一人一人がコロタイプへの理解を深めるべく、各自の作品を題材に作成した手刷りプリントを展示します。そして社員と来場者の投票で優秀作品を決定いたします。

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今年は50作品が集まりました。皆さんの清き1票で便利堂創立記念式典(6月30日)の表彰の舞台に立つ社員が決まります。投票期間は6月29日正午まで。ご協力頂いた皆様には、コロタイプ絵葉書を1枚プレゼント!高得票作品は、後日ブログで発表させて頂きます。 ⇒全50作品の画像はこちら

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↓過去の作品づくりの様子はコチラ↓
第1回:http://takumisuzuki123.blog.fc2.com/blog-entry-32.html
第2回:http://takumisuzuki123.blog.fc2.com/blog-entry-66.html
第3回:http://takumisuzuki123.blog.fc2.com/blog-entry-86.html
第4回:http://takumisuzuki123.blog.fc2.com/blog-entry-99.html

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なんと今回、第5回の開催を記念して、期間限定でコロタイプワークショップを開催しています!(全5回) モチーフは大人気の国宝鳥獣人物戯画。プレス機をコロコロして自分だけの特製絵はがきを作ってみませんか?

版1
今回の版です。どんな絵はがきになるかはお楽しみ。

期間: 6月20日(火)、22日(木)、26日(月)、28日(水)、7月5日(水)
時間:いずれの日も13:00~15:00
参加費:無料

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第1回目と第2回目は終了しました。第3回目は本日開催します! 緊張感がありエキサイティングなひとときでした!

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さて、お気づきでしょうか。版の色がグレーだということに。
実は先に書いた通り、今回のワークショップに用いた版は、今まで開催してきた黄色いもの(ガラスの上にゼラチンを塗布したもの)とは違い、アナログモノクロフィルムを版に加工して作成しました。この新しい版は「コロタイプティシュー」といい、感光材は従来の重クロム酸を使用せず無害の代替薬品を用いた環境にやさしいレシピとなっています⇒「コロタイプティシュー」について詳しくはこちら

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(左)コロタイプティシュ―の版。アナログモノクロフィルムのゼラチンに感光材をしみこませ、床材のピータイルに貼り合わせたもの。
(右)従来のゼラチン版。透明のガラス板に感光材を混ぜ込んだゼラチンを塗布したもの。

それぞれ刷り心地に個性があり、所感を述べますと

ガラス刷版:      
インキング中にゼラチンの柔らかさ(生き物のような・・・)を感じる。
グレーの発色が美しい。
数枚に1枚、素晴らしいものがプリントでき、続く2,3枚目も良作になる。
ローラーの筋が入ると消すことが難しく職人技。
ガラス版が割れる。

コロタイプティシュー: 
ローラーの筋が入っても消しやすいため安心感がある。
版が割れないためたくさんプリントが作れる。
数枚に1枚、素晴らしいものがプリントできる場合もある。
濃い、薄いがハッキリしていてグレーを出すのが難しい。
モコモコの模様が出るときがある。

コロタイプティシュ―はまだまだ開発中の一面もありますが、環境に配慮した技術の改革を目の当たりにし、実際に50人もの社員が体験できるとは、去年の今頃は考えられなかったことです。約150年前に生まれたコロタイプという技法に、今もなお改良が重ねられていることが、一社員でありながら驚きです。日々の研究の成果がどのような実を結ぶのか楽しみですし、更なる可能性を感じずにはいられません!

本展期間中のワークショップにてこの技術改革をいち早く・お気軽にご体験ください!!(そして社員作品に投票もお願いします!笑) ではギャラリーにてお待ちしております!

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お問い合わせ先 株式会社便利堂 075-231-4351(代表) ※平日9:00~18:00
便利堂ホームページ http://www.benrido.co.jp/
Twitter @kyotobenrido
facebook  https://facebook.com/benrido.collotype.gallery

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Author:takumi suzuki
【コロタイプの過去・現在・未来。創業明治20年の京都 便利堂が100年以上にわたって続けているコロタイプ工房より最新の情報をお届けします】
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English:www.benrido-collotype.today

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