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いよいよこの夏、コロタイプアカデミーが開講します!

Posted by takumi suzuki on 17.2017 【コロタイプ、やりませんか collotype academy】   0 comments   0 trackback
急ピッチでマイスター山本が校舎をリノベーション! ただいま受講生募集中!

アカデミー講師_1

アカデミーロゴ_1

こんにちは!
コロタイプアカデミーのコーディネーター、溝縁です。
みなさん、つ・い・に… 「コロタイプアカデミー」が今月29日に開講します!

www.academy.benrido-collotype.today

便利堂コロタイプ工房は、世界でも希少となったコロタイプ技法を、ひとりでも多くの方に、知り・学び・実践していただく場を提供したいという思いから、このたび「コロタイプ・アカデミー」を開講することとなりました。

初心者向けの体験コースから、より深く学びたい方向けの専門コースまで、それぞれの方の興味に合わせたコースをラインナップし、熟練のコロタイプ・マイスターが丁寧に指導いたします。

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まずは自己紹介から。
溝縁真子(みぞぶち・まこ) 1984年、京都府宇治市生まれ。京都精華大学芸術学部造形学科版画専攻し版画と写真を学び、卒業後の2010年に、さらにアート写真を学ぶためにドイツのライプツィヒ視覚芸術大学に留学。写真技術や表現方法だけでなく、作品を制作するうえで重要となる哲学や社会への向き合いかたなども学ぶ。2016年にマイスターシューラーを修了後、京都に戻り2017年から便利堂に入社。コロタイプ・アカデミーでは、主に講師のアシスト、及びアカデミーの運営全般を担当します。

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わたしはこれまで京都とライプツィヒで版画と写真、そして製本について学んできました。わたしがコロタイプという古典的な印刷技法を知ったのは、数年前にライプツィヒの印刷博物館を訪れた時のことでした。館内でのツアー担当の方が、以前までライプツィヒで稼働していたコロタイプ印刷所が閉鎖してしまい、今では唯一京都に工房が残っているのみと話してくださったのです。そして、偶然というか奇遇にも唯一と語られた便利堂に入社し、存続さえ危ぶまれる貴重な技術をひとりでも多くの方々に知っていただきたいと思っています。アカデミーをとおしてコロタイププリントの美しさや制作の喜びを味わっていただくことを切に願いながら、受講者のみなさまがより充実した時間を過ごしていただけるようさまざまな企画を考案中ですので、どうぞよろしくお願いします。

マイスターリノベーション

さて、その校舎となる便利堂本社の社屋D棟(裏庭にひっそりと佇む倉庫)は、オープンの7月29日に向けて、見違えるようなかっこいいアトリエ空間に様変わりしました!、全てのリノベーションは我らがコロタイプマイスター山本修の手によって施されました。そう、山本氏はアカデミーの講師です。アカデミーの開講を実現するために挑んだ左官工事やペンキを塗る姿は、まさに情熱のかたまり…! 今回はその姿を記録した写真を見ていただきたいと思います。素敵なbefore & afterです。

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棚の商品などを運びだし、壁のクロスや下地の撤去作業開始。かなり内部は老朽化しています。

このD棟は、本社がまだ町屋だったころの昭和50年代に建てられたもので、社屋では最も古いものでした。もともとは、工房の一部として使用されていましたが、現在では商品などを保管する倉庫となっていました。このD棟を再利用して新しいコロタイプ技術の研究拠点として、そしてその技術を使って作品を作る楽しさをたくさんの人に体感してもらうためにアカデミーを始めたい…! という鈴木社長の強い思いからアカデミーの構想が伝えられたのが、ほぼ一年前のことと聞いています。

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まずは、春先頃からそこに保管されていた貴重な作品や商品類を丁寧に移設するところからの出発(便利堂は、とにかく保管された貴重品が多い…!)。6月からは、雨漏り対策として屋上の防水コーティングに着手、そして品々が撤収され棚を運び出せば内装に取り掛かれる状況になったのは6月26日のこと。そこからマイスター山本の決死のDIYで、天井も、壁も、床もピカピカに! たまに妙な穴やほころびはあるものの、それはD棟の記憶をしっかり伝える痕跡のようなもの。

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7月14日現在、新しいLED証明も備えられ、いよいよここにプレス機や作業台、水場や材料が運び込まれ開講を待つのみとなりました! すばらしい!

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工事をしながらの山本氏の一言…「わしはなぁ、工事が終わってから、ここでキンキンに冷えたビールで乾杯するんが楽しみなんや!」 はい、社内ではありますが、こけら落としの乾杯は必須かと…!

ここ一ヶ月そんな一部始終を見守っていましたが、私が目下楽しみにしているのは、もうすぐ届くル・◯◯ビジェのソファ! 奥の小部屋に置かれ、そこでは受講者の方に作業の合間のくつろぎタイムを過ごしてもらうことが出来そうです。

今は他の社員さんからは忘れられたようにひっそりと佇むD棟ですが、人の出入りのある空間は誰にとっても、訪れるのが楽しみな空間になるはずです。風通しのよい開かれたアトリエになりますように…! ここでたくさんの素敵なコロタイプが刷られること、そして、みなさんの真剣なまなざしや達成した時の嬉しい笑顔と出会えることを楽しみにしています!


ただいま受講生募集中!

いまなら開講記念として、受講料30%OFF!

■【1日コース とっておきの写真をモチーフに、絵はがきを作ってみましょう!】 7月29日、8月4日 各定員6名

■【2日コース コロタイプティシュー(版)の作り方を体験し、自分の写真をモチーフにした絵はがきを作ってみましょう!】 8月26日-27日 定員6名

■【5日コース 版の作り方から刷りまでを学び、8 x 10サイズのコロタイププリントを作ってみましょう!】 9月4日-8日 定員3名

詳しくはコロタイプ・アカデミーのサイトをご覧ください。

www.academy.benrido-collotype.today


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プロフィール

takumi suzuki

Author:takumi suzuki
【コロタイプの過去・現在・未来。創業明治20年の京都 便利堂が100年以上にわたって続けているコロタイプ工房より最新の情報をお届けします】
Japanese:www.benrido.co.jp
English:www.benrido-collotype.today

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