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井浦新氏が訪ねる『京のろおじ』出版! コロタイプ体験を掲載!
井浦氏の限定オリジナルコロタイププリントの読者プレゼントも!
来月中旬発売予定

『暮らす旅 京都 京のろおじ』表紙

井浦新氏みずからプリントされた限定コロタイププリント
世界遺産の町でもある京都は国宝から日常の骨董品まで揃い、まさに芸術の都でもあります。この書籍の企画は京都人の発案で、もっとじっくりと京都を楽しんでほしいとの願いから生まれました。コンセプトは「京都で暮らすように旅をする」ことです。
暮らす旅の案内役は、現在NHKの日曜美術館の司会で活躍中の、俳優の井浦新さんです。この春に京都国立博物館の文化大使となった井浦さんが読む人を暮らすような京都の旅に誘います。また井浦さんが撮影した写真も掲載しながら、上質な大人の京都を紹介しています。
ものづくりの老舗オーナーや、名料理人、家元、クリエイター、アーティストなど、それぞれ京都を代表する文化人が、日常の楽しみから暮らしを豊かにするハレの場まで紹介。京都にロングステイして初めて「京のろうじ」にひそむ「知らない京都」や「のぞきたい京都」が愉しめるそんなガイドブックです。
【内容紹介】 ⇒Amazonでみる
●京都国立博物館 お茶会
●井浦新さん 着物お誂え
●路地小路の魅力
●職人をたずねる
●町屋に泊まる
●井浦新さん 御所を歩く
●カフェと本屋のある街
●猫のいる風景
●BARが似合う街
など

9月19日の取材風景
掲載の「職人をたずねる」のコーナーで、コロタイプを紹介していただいてます。題して「芸術の都、京都では明治の写真印刷が今も現役!!」。

コロタイププリント中の井浦氏
取材は9月に行われました。井浦さんが工房を訪問いただくのはこれで3回め。特に前回7月の訪問では、本書のリハーサルとしてコロタイプの手刷体験をしていただきました。今回はいよいよ本番のプリントです! ⇒前回の様子はこちら「井浦新氏、コロタイプに挑戦!」

プリントされる写真は、井浦さんが京都・山科の勧修寺で撮影された蓮の花。取材の予定時間を大幅に超過!して、いろいろなタイプの和紙にプリントされました。最終的に4点を完成品として、井浦さんがエディションとサインを記入!

栄えあるエディションナンバー1は、井浦さんから便利堂に贈呈されました! あとの3部は、読者プレゼントを企画されているとのこと!

■『京のろうじ -暮らす旅 京都-』
暮らす旅舎編
阪急コミュニケーションズ発行
2014年12月中旬発売
A5版・オールカラー・160頁 1,600円(税別)
全国の書店で販売されますので、ぜひ!
京都国立博物館ミュージアムショップ「京都便利堂」でも販売予定です!
来月中旬発売予定

『暮らす旅 京都 京のろおじ』表紙

井浦新氏みずからプリントされた限定コロタイププリント
世界遺産の町でもある京都は国宝から日常の骨董品まで揃い、まさに芸術の都でもあります。この書籍の企画は京都人の発案で、もっとじっくりと京都を楽しんでほしいとの願いから生まれました。コンセプトは「京都で暮らすように旅をする」ことです。
暮らす旅の案内役は、現在NHKの日曜美術館の司会で活躍中の、俳優の井浦新さんです。この春に京都国立博物館の文化大使となった井浦さんが読む人を暮らすような京都の旅に誘います。また井浦さんが撮影した写真も掲載しながら、上質な大人の京都を紹介しています。
ものづくりの老舗オーナーや、名料理人、家元、クリエイター、アーティストなど、それぞれ京都を代表する文化人が、日常の楽しみから暮らしを豊かにするハレの場まで紹介。京都にロングステイして初めて「京のろうじ」にひそむ「知らない京都」や「のぞきたい京都」が愉しめるそんなガイドブックです。
【内容紹介】 ⇒Amazonでみる
●京都国立博物館 お茶会
●井浦新さん 着物お誂え
●路地小路の魅力
●職人をたずねる
●町屋に泊まる
●井浦新さん 御所を歩く
●カフェと本屋のある街
●猫のいる風景
●BARが似合う街
など

9月19日の取材風景
掲載の「職人をたずねる」のコーナーで、コロタイプを紹介していただいてます。題して「芸術の都、京都では明治の写真印刷が今も現役!!」。

コロタイププリント中の井浦氏
取材は9月に行われました。井浦さんが工房を訪問いただくのはこれで3回め。特に前回7月の訪問では、本書のリハーサルとしてコロタイプの手刷体験をしていただきました。今回はいよいよ本番のプリントです! ⇒前回の様子はこちら「井浦新氏、コロタイプに挑戦!」

プリントされる写真は、井浦さんが京都・山科の勧修寺で撮影された蓮の花。取材の予定時間を大幅に超過!して、いろいろなタイプの和紙にプリントされました。最終的に4点を完成品として、井浦さんがエディションとサインを記入!

栄えあるエディションナンバー1は、井浦さんから便利堂に贈呈されました! あとの3部は、読者プレゼントを企画されているとのこと!

■『京のろうじ -暮らす旅 京都-』
暮らす旅舎編
阪急コミュニケーションズ発行
2014年12月中旬発売
A5版・オールカラー・160頁 1,600円(税別)
全国の書店で販売されますので、ぜひ!
京都国立博物館ミュージアムショップ「京都便利堂」でも販売予定です!
山口晃氏もご来廊! コロタイプギャラリー秋展、好評開催中!
「記憶を護るコロタイプ――山本作兵衛炭坑画と国宝『御堂関白記』」展
今週23日(土)まで!


コロタイプギャラリー支配人・藤岡です。はやいもので季節は秋、しかも晩秋ですね。美しい京都の秋、便利堂コロタイプギャラリーでは、企画展「記憶を護るコロタイプ――山本作兵衛炭坑画と国宝『御堂関白記』」が好評開催中です。昨日20日には、先般コロタイプにてマルチプル作品を作らせていただいた画家の山口晃先生もご来廊いただき、工房見学もしていただきました。

《摩利支天像》コロタイプ・マルチプル 限定50部
⇒くわしくはこちら「山口晃画伯のコロタイプ・マルチプル作品を発売!」


工房見学中の山口先生
本日の京都新聞朝刊でも本展を取り上げていただきました。

2013年11月21日付 京都新聞朝刊記事
以前、展覧会内容の概要はお伝えしましたので⇒こちら、ここでは本展開催への思いを補足的にご説明します。「記憶を護る」なんて、ずいぶんおおきく出てみましたが(しかも「世界記憶遺産登録記念」)、日頃わたしたちは、コロタイプの仕事に、そのような心構えで臨んでいます、本当に。

展示風景
コロタイプの技術は、おおきく2つの役割をもって世のなかで生かされています。
ひとつは、山口晃先生のような現代のアーティストやクリエイターの方々の表現のひとつとしての役割。デジタルの技法が進化すればするほど、逆に選択の幅が少なくなったり、また手作業による温かみや風合いが求められているように感じます。職人の手によってゆたかな質感を生みだされるコロタイプは、今に生きる表現技法として、現代の写真家・アーティストによって再評価されています。春のオープン記念展では、植田正治《童暦》を展示し、あらためておおきな反響をいただきました⇒くわしくはこちら。

山本作兵衛画「炭坑記録画」平成25年(2013)制作
いまひとつは、絵画や書など美術品や崇拝の対象となる文化財・宝物などを忠実に再現(複製)する最高峰の美術印刷技法としての役割。特に、原典(オリジナル)を写本として後世に伝えるための「複製保存」という役割です。歴史的史資料を、耐光・耐候性が実証されたコロタイプ版でつくることは、研究者の学術調査や一般への展示・普及の助けとなり、オリジナルの毀損・消失を防ぐ文化財保存の側面からもきわめて有効なのです。今回展示された山本作兵衛氏の炭坑画や『御堂関白記』は、まさにそういう目的で制作されたものです。

藤原道長筆 国宝『御堂関白記』 手前:「長保6年暦」 カラーコロタイプ版 昭和58年(1983)制作
いま当廊では、炭坑の記録を描いた水彩画と、千年にもわたって守り伝えられた最高権力者の自筆日記がおなじ空間にあります。それらは時代、内容、視覚的に奇妙なミスマッチを起こしているかもしれません。きっとそうでしょう。ですが、先人たちが遺してくれた記録(人類の記憶!)を護り伝えるために、ともにコロタイプ版として生まれ変わったのだ、そんな空想を浮かべて展示を見渡してもらえたらうれしいです。。もちろん、もっと単純に、むき出しの『御堂関白記』をこんなに間近でみられることは、まずないですから、ぜひ遊びにきてください。ゆっくりと秋のひとときをすごしてください。今週土曜日までです!

同 自筆本全14巻 モノクロコロタイプ版 昭和11年(1936)制作
本展は営業マンの持ち込み企画です。これからも、もっと楽しんでもらえるギャラリーになるよう、便利堂みんなで盛り上げていきますので、よろしくお願いします。
会期 2013年11月5日(火)~11月23日(土)※日曜日は休廊。
12:00~19:00
お問い合わせ先 株式会社便利堂 075-231-4351(代表) ※平日9:00~18:00
便利堂ホームページ http://www.benrido.co.jp/
Twitter @kyotobenrido

東京神保町のギャラリーオフィスでは、春にコロタイプギャラリーで開催した植田正治《童暦》のコロタイププリントを展示中です! こちらも今週金曜日が最終日です!
*コロタイプギャラリーは年数回企画展を開催しています。開催中はどなたでも展示と、隣接する工房の様子をご覧いただけます。現在、春・夏・秋の年3回程度を行っております。今後の開催予定につきましては、内容が確定次第、当ブログをはじめ、便利堂HPやツイッターでご案内させていただきます。
今週23日(土)まで!


コロタイプギャラリー支配人・藤岡です。はやいもので季節は秋、しかも晩秋ですね。美しい京都の秋、便利堂コロタイプギャラリーでは、企画展「記憶を護るコロタイプ――山本作兵衛炭坑画と国宝『御堂関白記』」が好評開催中です。昨日20日には、先般コロタイプにてマルチプル作品を作らせていただいた画家の山口晃先生もご来廊いただき、工房見学もしていただきました。

《摩利支天像》コロタイプ・マルチプル 限定50部
⇒くわしくはこちら「山口晃画伯のコロタイプ・マルチプル作品を発売!」


工房見学中の山口先生
本日の京都新聞朝刊でも本展を取り上げていただきました。

2013年11月21日付 京都新聞朝刊記事
以前、展覧会内容の概要はお伝えしましたので⇒こちら、ここでは本展開催への思いを補足的にご説明します。「記憶を護る」なんて、ずいぶんおおきく出てみましたが(しかも「世界記憶遺産登録記念」)、日頃わたしたちは、コロタイプの仕事に、そのような心構えで臨んでいます、本当に。

展示風景
コロタイプの技術は、おおきく2つの役割をもって世のなかで生かされています。
ひとつは、山口晃先生のような現代のアーティストやクリエイターの方々の表現のひとつとしての役割。デジタルの技法が進化すればするほど、逆に選択の幅が少なくなったり、また手作業による温かみや風合いが求められているように感じます。職人の手によってゆたかな質感を生みだされるコロタイプは、今に生きる表現技法として、現代の写真家・アーティストによって再評価されています。春のオープン記念展では、植田正治《童暦》を展示し、あらためておおきな反響をいただきました⇒くわしくはこちら。

山本作兵衛画「炭坑記録画」平成25年(2013)制作
いまひとつは、絵画や書など美術品や崇拝の対象となる文化財・宝物などを忠実に再現(複製)する最高峰の美術印刷技法としての役割。特に、原典(オリジナル)を写本として後世に伝えるための「複製保存」という役割です。歴史的史資料を、耐光・耐候性が実証されたコロタイプ版でつくることは、研究者の学術調査や一般への展示・普及の助けとなり、オリジナルの毀損・消失を防ぐ文化財保存の側面からもきわめて有効なのです。今回展示された山本作兵衛氏の炭坑画や『御堂関白記』は、まさにそういう目的で制作されたものです。

藤原道長筆 国宝『御堂関白記』 手前:「長保6年暦」 カラーコロタイプ版 昭和58年(1983)制作
いま当廊では、炭坑の記録を描いた水彩画と、千年にもわたって守り伝えられた最高権力者の自筆日記がおなじ空間にあります。それらは時代、内容、視覚的に奇妙なミスマッチを起こしているかもしれません。きっとそうでしょう。ですが、先人たちが遺してくれた記録(人類の記憶!)を護り伝えるために、ともにコロタイプ版として生まれ変わったのだ、そんな空想を浮かべて展示を見渡してもらえたらうれしいです。。もちろん、もっと単純に、むき出しの『御堂関白記』をこんなに間近でみられることは、まずないですから、ぜひ遊びにきてください。ゆっくりと秋のひとときをすごしてください。今週土曜日までです!

同 自筆本全14巻 モノクロコロタイプ版 昭和11年(1936)制作
本展は営業マンの持ち込み企画です。これからも、もっと楽しんでもらえるギャラリーになるよう、便利堂みんなで盛り上げていきますので、よろしくお願いします。
会期 2013年11月5日(火)~11月23日(土)※日曜日は休廊。
12:00~19:00
お問い合わせ先 株式会社便利堂 075-231-4351(代表) ※平日9:00~18:00
便利堂ホームページ http://www.benrido.co.jp/
Twitter @kyotobenrido

東京神保町のギャラリーオフィスでは、春にコロタイプギャラリーで開催した植田正治《童暦》のコロタイププリントを展示中です! こちらも今週金曜日が最終日です!
*コロタイプギャラリーは年数回企画展を開催しています。開催中はどなたでも展示と、隣接する工房の様子をご覧いただけます。現在、春・夏・秋の年3回程度を行っております。今後の開催予定につきましては、内容が確定次第、当ブログをはじめ、便利堂HPやツイッターでご案内させていただきます。