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尾形光琳「風神雷神図屏風」原寸大復元複製里帰りプロジェクト
進捗報告①:コロタイプ作業スタートしました!

光琳の「風神雷神図屏風」と抱一の「夏秋草図屏風」
元は表裏であったふたつの屏風を本来の姿に復元複製し
京都に里帰りさせるプロジェクトです
公式HP:www.benrido.wix.com/rimpa-collotype

完成した複製は「琳派400年祭プラットフォーム事業」として一般公開されます。
プロジェクトの趣意
尾形光琳「重要文化財 風神雷神図屏風」と酒井抱一「重要文化財 夏秋草図屏風」(ともに東京国立博物館蔵)は現在では別々に仕立てられていますが、17世紀に尾形光琳が「風神雷神図」を描き、100年後その裏面に酒井抱一が「夏秋草図」を描いた、もとは一つの屏風の表裏でした。その光琳と抱一の時間を超えたコラボレーションには、先人に対する憧憬と画風伝承へのあつい思いが感じられます。
本年2015年は、本阿弥光悦が光悦村をひらいてから400年の記念年。 便利堂は、本年を記念して立ち上げられた琳派400年記念祭プラットフォーム事業《尾形光琳筆「重要文化財 風神雷神図屏風」復元複製里帰りプロジェクト》を全面的にバックアップしています。便利堂の目指す「文化財を護り未来へ伝える」願いが、日本美術の精華といえる二作品の復元複製里帰りプロジェクトには込められています。
京都への里帰り
尾形光琳「重要文化財 風神雷神図屏風」は、もとは京都で描かれたことがわかっています。京都は古くから文化芸術の中心地でした。そんな京都には、現在でも文化財の伝承に携わる企業や職人がたくさん存在します。私たち便利堂もそのひとつ。コロタイプ印刷の職人が魂をこめ、原本に限りなくちかい複製による里帰りを実現させます。完成した複製は、京都府に寄贈します。寄贈後は、子どもたちへのワークショップや展示展観を予定。文化財伝承の技術と魂を、京都の地にて、いま(現在)からさらに後世へと伝えたいと思っています。
ただいまテストプリント制作中!

原本ご所蔵先の東京国立博物様から高精細のデジタル画像をご提供いただき、7月から複製作業がスタートしています。気が付けば完成予定日まで約3ヵ月! 非常にタイトなスケジュールとなっていますが、コロタイプ工房では培ったノウハウを総動員して、かつてないレベルの最高の複製を目指しています。右端は、今回このプロジェクトの刷りを担当してくれる尾崎君です。

かつてはアナログ100%の製版作業も、デジタル技術を導入しています。しかしデジタル処理とはいえ、自動でできる訳ではありません。どんな色を取り出し、どんな調子の版にしていくか、アナログ製版で培った技術があればこそ、デジタルに応用できるのです。アナログフィルム上で行うように、1色1色塗り込んでいきます。

写真は、3色ほどの色が入ったテストピース。計10色以上の色を刷り重ね、背景に金箔を入れたものを現物と比較します。そこからさらに修正を重ね、色合い、厚み、風格など、単に現物に似せただけではないコロタイプならではの表現を作り上げていきます。

金箔の上に表現された雲の補色を入れているところ。これで10色目となります。

ちょっと雰囲気を出すために、金粉を振ってみました。本番は金箔張りとなります。この金表現とたらし込みで描かれた雲の力強い表現がうまくできるかどうか、そこがポイントです。
公開予定
近々、現物を前にしての色校正を行い、本番へと進みます。完成は10月末予定!。複製は下記の予定で公開いたします。
■琳派400年記念「古典の日フォーラム2015」
場所 : 国立京都国際会館
期間 : 平成27年11月1日(日)
■尾形光琳筆「風神雷神図屏風」復元複製里帰りプロジェクト完成記念特別展示
場所 : 京都文化博物館2階コネクションホール
期間 : 平成27年11月3日(火・祝)~ 平成27年12月6日(日) 10:00 ~ 19:30
上記、文化博物館の展示期間中には、本プロジェクトの賛同人代表である小林忠先生(学習院大学名誉教授・岡田美術館館長) の記念講演会も開催されます。
■講演会 : 11月14日(土)10:30~
小林忠先生(学習院大学名誉教授・岡田美術館館長)の記念講演会(3階フィルムシアターにて。要別途申込み制)
皆様のご支援をおねがいします
文化の普及・教育、そして精巧な写しを制作して後世に遺していくことの大切さを、一人でも多くの方にご理解ご賛同いただくために、プロジェクトの支援という形でご参加をお願いしています。サポートいただいた基金は、復元複製の製作費ならびに完成後の公開・活用に当てられます。詳しくは、下記公式ホームページをご覧ください。ぜひ皆さんと一緒に文化財を楽しみ、文化財にふれ>あい、そして伝えていく活動ができればと願っております。
尾形光琳「風神雷神図屏風」原寸大復元複製里帰りプロジェクト公式サイト
www.benrido.wix.com/rimpa-collotype
また、ご購入いただいた商品の売上の一部をプロジェクトの基金として協賛させていただく「基金商品」もご用意しております。
詳しくは下記の「京都便利堂オンライショップ」まで!
プロジェクト基金商品一覧

光琳の「風神雷神図屏風」と抱一の「夏秋草図屏風」
元は表裏であったふたつの屏風を本来の姿に復元複製し
京都に里帰りさせるプロジェクトです
公式HP:www.benrido.wix.com/rimpa-collotype

完成した複製は「琳派400年祭プラットフォーム事業」として一般公開されます。
プロジェクトの趣意
尾形光琳「重要文化財 風神雷神図屏風」と酒井抱一「重要文化財 夏秋草図屏風」(ともに東京国立博物館蔵)は現在では別々に仕立てられていますが、17世紀に尾形光琳が「風神雷神図」を描き、100年後その裏面に酒井抱一が「夏秋草図」を描いた、もとは一つの屏風の表裏でした。その光琳と抱一の時間を超えたコラボレーションには、先人に対する憧憬と画風伝承へのあつい思いが感じられます。
本年2015年は、本阿弥光悦が光悦村をひらいてから400年の記念年。 便利堂は、本年を記念して立ち上げられた琳派400年記念祭プラットフォーム事業《尾形光琳筆「重要文化財 風神雷神図屏風」復元複製里帰りプロジェクト》を全面的にバックアップしています。便利堂の目指す「文化財を護り未来へ伝える」願いが、日本美術の精華といえる二作品の復元複製里帰りプロジェクトには込められています。
京都への里帰り
尾形光琳「重要文化財 風神雷神図屏風」は、もとは京都で描かれたことがわかっています。京都は古くから文化芸術の中心地でした。そんな京都には、現在でも文化財の伝承に携わる企業や職人がたくさん存在します。私たち便利堂もそのひとつ。コロタイプ印刷の職人が魂をこめ、原本に限りなくちかい複製による里帰りを実現させます。完成した複製は、京都府に寄贈します。寄贈後は、子どもたちへのワークショップや展示展観を予定。文化財伝承の技術と魂を、京都の地にて、いま(現在)からさらに後世へと伝えたいと思っています。
ただいまテストプリント制作中!

原本ご所蔵先の東京国立博物様から高精細のデジタル画像をご提供いただき、7月から複製作業がスタートしています。気が付けば完成予定日まで約3ヵ月! 非常にタイトなスケジュールとなっていますが、コロタイプ工房では培ったノウハウを総動員して、かつてないレベルの最高の複製を目指しています。右端は、今回このプロジェクトの刷りを担当してくれる尾崎君です。

かつてはアナログ100%の製版作業も、デジタル技術を導入しています。しかしデジタル処理とはいえ、自動でできる訳ではありません。どんな色を取り出し、どんな調子の版にしていくか、アナログ製版で培った技術があればこそ、デジタルに応用できるのです。アナログフィルム上で行うように、1色1色塗り込んでいきます。

写真は、3色ほどの色が入ったテストピース。計10色以上の色を刷り重ね、背景に金箔を入れたものを現物と比較します。そこからさらに修正を重ね、色合い、厚み、風格など、単に現物に似せただけではないコロタイプならではの表現を作り上げていきます。

金箔の上に表現された雲の補色を入れているところ。これで10色目となります。

ちょっと雰囲気を出すために、金粉を振ってみました。本番は金箔張りとなります。この金表現とたらし込みで描かれた雲の力強い表現がうまくできるかどうか、そこがポイントです。
公開予定
近々、現物を前にしての色校正を行い、本番へと進みます。完成は10月末予定!。複製は下記の予定で公開いたします。
■琳派400年記念「古典の日フォーラム2015」
場所 : 国立京都国際会館
期間 : 平成27年11月1日(日)
■尾形光琳筆「風神雷神図屏風」復元複製里帰りプロジェクト完成記念特別展示
場所 : 京都文化博物館2階コネクションホール
期間 : 平成27年11月3日(火・祝)~ 平成27年12月6日(日) 10:00 ~ 19:30
上記、文化博物館の展示期間中には、本プロジェクトの賛同人代表である小林忠先生(学習院大学名誉教授・岡田美術館館長) の記念講演会も開催されます。
■講演会 : 11月14日(土)10:30~
小林忠先生(学習院大学名誉教授・岡田美術館館長)の記念講演会(3階フィルムシアターにて。要別途申込み制)
皆様のご支援をおねがいします
文化の普及・教育、そして精巧な写しを制作して後世に遺していくことの大切さを、一人でも多くの方にご理解ご賛同いただくために、プロジェクトの支援という形でご参加をお願いしています。サポートいただいた基金は、復元複製の製作費ならびに完成後の公開・活用に当てられます。詳しくは、下記公式ホームページをご覧ください。ぜひ皆さんと一緒に文化財を楽しみ、文化財にふれ>あい、そして伝えていく活動ができればと願っております。
尾形光琳「風神雷神図屏風」原寸大復元複製里帰りプロジェクト公式サイト
www.benrido.wix.com/rimpa-collotype
また、ご購入いただいた商品の売上の一部をプロジェクトの基金として協賛させていただく「基金商品」もご用意しております。
詳しくは下記の「京都便利堂オンライショップ」まで!
プロジェクト基金商品一覧
第3回「コロタイプ手刷りプリントのおもしろさ」展、好評開催中!
優秀作品決定!
2015.6.23-7.10 @便利堂コロタイプギャラリー 11:00~18:00

ギャラリー支配人代理の平島です。現在、コロタイプギャラリーにおいて、便利堂社員によるワークショップ成果展「コロタイプ手刷りのおもしろさ」の第3回展を好評開催中です!(今週10日金曜まで) 前回ブログ・Facebookにてご案内しておりました展示作品の優秀作の投票期間が先月30日に終了しました。貴重な一票をご投票くださった皆様、ありがとうございます!
嬉しいコメントも頂戴しているので一部ご紹介させて頂きます。
・仕事に対する誇りと姿勢が感じられる良い作品ばかりで投票に迷いました。
・年々技術・モチーフ共に質が上がっており選ぶのが難しい。自宅に欲しい視点で選びました。
・法隆寺原版展より展示ごとに寄せていただいております。今後も楽しみにしておりますのでどうぞよろしくお願いします。

遠く宮城からわざわざお越しいただいたとの声もいただき、恐縮するとともに、コロタイプギャラリーのファンの方が徐々に増えているようで嬉しい限りです。
☆結果発表☆
それでは開票および結果発表の様子をご報告いたします。7月1日、創業129年目となる便利堂創立記念日に行いました。
⇒第2回の受賞の様子はこちら
⇒第1回の受賞の様子はこちら

出品数50点、投票総数は179票です。⇒全出品作の画像はこちら。
工房スタッフのアドバイスなしで作り上げたプリントの数々。栄光の受賞作品は、はたして・・・。今回も東京オフィスとスカイプでライブ中継しました。
得票数第3位「グッドプリンター賞」の発表といきたいところですが、今回得票数同率第2位がお二人のため、第2位「敢闘賞」を2枠設けました。

◎敢闘賞(得票数同数第2位・10票)
作品名《湖》
鈴木あさかさん(東京・営業スタッフ)

ipadの向こうで緊張の面持ちの鈴木さん(営業歴6年)
鈴木あさかさん、昨年に引き続き、堂々の第2位敢闘賞の受賞です!
あさかさんは、被写体となんとも言えないコロタイプの濃淡を絶妙に絡ませるプリントを作り上げる実力派だということが分かってきましたね。⇒前回の受賞作はこちら

◎敢闘賞(得票数同数第2位・10票)
作品名《梅林》
寺谷友美さん(京都国立博物館ミュージアムショップ・スタッフ)

返り咲き受賞の寺谷さん(ショップスタッフ歴3年)
なんと第1回社員展 最優秀賞受賞者の寺谷さんが、今回返り咲き第2位を受賞されました!事務局で開票中、「またかー!」と声が上がるほど。人を引き付ける写真選定をされる力を持ったコロタイパーです。⇒前回の受賞作はこちら
続いては開催事務局がじっくり選んだ「ユニーク賞」です。今回かなり悩みましたが、「ユニーク」という賞の名にふさわしい一点を選びました。

◎ユニーク賞(得票数には関係なく事務局で選びましたが5票入っていました。)
作品名《ColloCollotype #1》
鈴木孝平さん(京都・営業スタッフ)

今年の春に入社された鈴木孝平さん(営業歴3ヵ月)。彗星のごとく表彰式の舞台に現れました!
かなり不思議なプリントです。このモチーフの正体は、ごみ取りの「コロコロ」でお掃除されたゴミをスキャンしたものだとか・・・!コロタイプの「コロ」と掛けられ、まさにユニーク。お見事です。
次は社長が独断で選ぶ「社長賞」です。

◎社長賞(社長の独断で選びます。)
作品名《ヒミツのはなし》
石黒理香さん(京都国立博物館ミュージアムショップ・スタッフ)

石黒さん(ショップスッタフ歴6ヶ月)
社長講評、「スマホで撮影したと思われる縦長の画面が印象的で、プリントもとてもうまく刷れており、総合的にバランスが良かったです。得票も8票入っており、皆さんの評価も高かったので」。ちなみに縦長は意図されたわけではなく、スマホで撮ったままの大きさだったそうです。当日はお休みでいらっしゃいませんでしたが、翌日受賞をお伝えすると大変なお喜びだったそうです!おめでとうございます!
それでは、いよいよ得票数第1位、最優秀賞を発表します。

◎最優秀賞(得票数第1位・27票)
作品名《ひしめくしかく》
小屋奈津子さん(富小路店・スタッフ)

小屋さん(ショップスタッフ歴10年)
開票前に調査をしたところ、多くの方がこの作品が賞を取るだろうと予想していた通り、27票という票差を付けダントツ1位となりました。
お友達が撮影したアジアのリゾート地をコロタイププリントに仕上げたのだそうです。
当日はご不在のため、表彰の場に立っていただくことができませんでしたが、後日ショップで喜びの写真を送っていただきました。
受賞者にはそれぞれ賞状と賞品が授与されました。みなさん、おめでとうございます!
それにしてもショップスタッフが3年連続で第1位という結果になりました! この強さの秘訣は何なのでしょうか!?
表彰式も終えひと段落。ところで社員展で生み出された、惜しくも出品作品にはならなかったプリントって皆さんどうされているのでしょう?(たくさん刷っているはず・・・。) 平島は今回、お世話になっている方へ絵はがきとしてお送りしました。大変喜んでくださったとのことで、こちらもウフフと笑顔になります。
今までの経験から思い返してみると、お便りを出すにはタイミングがあるように感じています。それも、相手のアクションを受けて書く「手紙」が多いのではないでしょうか。それに比べ「絵はがき」は、旬の出来事や近況について、出したい時に肩肘を張らずに書くことができ、とても素敵なものだなあと思います。これから積極的に使っていくことができたらと思います。投票プレゼントで便利堂絵はがきをゲットされた方も、これを機会に「絵はがき」、書いてみてくださいね。
コロタイプギャラリーは10日(金)まで開廊しています。
お近くを通りかかった際は、是非一度いらっしゃってくださいませ。お待ちしております。

来年は創業130年。さらに充実した展示をお楽しみに!
◆
会期 2015年6月23日(火)~7月10日(金)
11:00~18:00 ※土・日曜日、休廊
お問い合わせ先 株式会社便利堂 075-231-4351(代表) ※平日9:00~18:00
便利堂ホームページ http://www.benrido.co.jp/
Twitter @kyotobenrido
コロタイプギャラリーのfacebook始めました!
管理人は平島です! こちらもぜひフォローお願いします!
https://facebook.com/benrido.collotype.gallery
2015.6.23-7.10 @便利堂コロタイプギャラリー 11:00~18:00

ギャラリー支配人代理の平島です。現在、コロタイプギャラリーにおいて、便利堂社員によるワークショップ成果展「コロタイプ手刷りのおもしろさ」の第3回展を好評開催中です!(今週10日金曜まで) 前回ブログ・Facebookにてご案内しておりました展示作品の優秀作の投票期間が先月30日に終了しました。貴重な一票をご投票くださった皆様、ありがとうございます!
嬉しいコメントも頂戴しているので一部ご紹介させて頂きます。
・仕事に対する誇りと姿勢が感じられる良い作品ばかりで投票に迷いました。
・年々技術・モチーフ共に質が上がっており選ぶのが難しい。自宅に欲しい視点で選びました。
・法隆寺原版展より展示ごとに寄せていただいております。今後も楽しみにしておりますのでどうぞよろしくお願いします。

遠く宮城からわざわざお越しいただいたとの声もいただき、恐縮するとともに、コロタイプギャラリーのファンの方が徐々に増えているようで嬉しい限りです。
☆結果発表☆
それでは開票および結果発表の様子をご報告いたします。7月1日、創業129年目となる便利堂創立記念日に行いました。
⇒第2回の受賞の様子はこちら
⇒第1回の受賞の様子はこちら

出品数50点、投票総数は179票です。⇒全出品作の画像はこちら。
工房スタッフのアドバイスなしで作り上げたプリントの数々。栄光の受賞作品は、はたして・・・。今回も東京オフィスとスカイプでライブ中継しました。
得票数第3位「グッドプリンター賞」の発表といきたいところですが、今回得票数同率第2位がお二人のため、第2位「敢闘賞」を2枠設けました。

◎敢闘賞(得票数同数第2位・10票)
作品名《湖》
鈴木あさかさん(東京・営業スタッフ)

ipadの向こうで緊張の面持ちの鈴木さん(営業歴6年)
鈴木あさかさん、昨年に引き続き、堂々の第2位敢闘賞の受賞です!
あさかさんは、被写体となんとも言えないコロタイプの濃淡を絶妙に絡ませるプリントを作り上げる実力派だということが分かってきましたね。⇒前回の受賞作はこちら

◎敢闘賞(得票数同数第2位・10票)
作品名《梅林》
寺谷友美さん(京都国立博物館ミュージアムショップ・スタッフ)

返り咲き受賞の寺谷さん(ショップスタッフ歴3年)
なんと第1回社員展 最優秀賞受賞者の寺谷さんが、今回返り咲き第2位を受賞されました!事務局で開票中、「またかー!」と声が上がるほど。人を引き付ける写真選定をされる力を持ったコロタイパーです。⇒前回の受賞作はこちら
続いては開催事務局がじっくり選んだ「ユニーク賞」です。今回かなり悩みましたが、「ユニーク」という賞の名にふさわしい一点を選びました。

◎ユニーク賞(得票数には関係なく事務局で選びましたが5票入っていました。)
作品名《ColloCollotype #1》
鈴木孝平さん(京都・営業スタッフ)

今年の春に入社された鈴木孝平さん(営業歴3ヵ月)。彗星のごとく表彰式の舞台に現れました!
かなり不思議なプリントです。このモチーフの正体は、ごみ取りの「コロコロ」でお掃除されたゴミをスキャンしたものだとか・・・!コロタイプの「コロ」と掛けられ、まさにユニーク。お見事です。
次は社長が独断で選ぶ「社長賞」です。

◎社長賞(社長の独断で選びます。)
作品名《ヒミツのはなし》
石黒理香さん(京都国立博物館ミュージアムショップ・スタッフ)

石黒さん(ショップスッタフ歴6ヶ月)
社長講評、「スマホで撮影したと思われる縦長の画面が印象的で、プリントもとてもうまく刷れており、総合的にバランスが良かったです。得票も8票入っており、皆さんの評価も高かったので」。ちなみに縦長は意図されたわけではなく、スマホで撮ったままの大きさだったそうです。当日はお休みでいらっしゃいませんでしたが、翌日受賞をお伝えすると大変なお喜びだったそうです!おめでとうございます!
それでは、いよいよ得票数第1位、最優秀賞を発表します。

◎最優秀賞(得票数第1位・27票)
作品名《ひしめくしかく》
小屋奈津子さん(富小路店・スタッフ)

小屋さん(ショップスタッフ歴10年)
開票前に調査をしたところ、多くの方がこの作品が賞を取るだろうと予想していた通り、27票という票差を付けダントツ1位となりました。
お友達が撮影したアジアのリゾート地をコロタイププリントに仕上げたのだそうです。
当日はご不在のため、表彰の場に立っていただくことができませんでしたが、後日ショップで喜びの写真を送っていただきました。
受賞者にはそれぞれ賞状と賞品が授与されました。みなさん、おめでとうございます!
それにしてもショップスタッフが3年連続で第1位という結果になりました! この強さの秘訣は何なのでしょうか!?
表彰式も終えひと段落。ところで社員展で生み出された、惜しくも出品作品にはならなかったプリントって皆さんどうされているのでしょう?(たくさん刷っているはず・・・。) 平島は今回、お世話になっている方へ絵はがきとしてお送りしました。大変喜んでくださったとのことで、こちらもウフフと笑顔になります。
今までの経験から思い返してみると、お便りを出すにはタイミングがあるように感じています。それも、相手のアクションを受けて書く「手紙」が多いのではないでしょうか。それに比べ「絵はがき」は、旬の出来事や近況について、出したい時に肩肘を張らずに書くことができ、とても素敵なものだなあと思います。これから積極的に使っていくことができたらと思います。投票プレゼントで便利堂絵はがきをゲットされた方も、これを機会に「絵はがき」、書いてみてくださいね。
コロタイプギャラリーは10日(金)まで開廊しています。
お近くを通りかかった際は、是非一度いらっしゃってくださいませ。お待ちしております。

来年は創業130年。さらに充実した展示をお楽しみに!
◆
会期 2015年6月23日(火)~7月10日(金)
11:00~18:00 ※土・日曜日、休廊
お問い合わせ先 株式会社便利堂 075-231-4351(代表) ※平日9:00~18:00
便利堂ホームページ http://www.benrido.co.jp/
Twitter @kyotobenrido
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