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◎NHK Eテレ 「日曜美術館」 2011年6月12日放送
「法隆寺金堂壁画 ガラス乾板から甦る美」
昨年ですが、記録まで。
紹介文より
「世界遺産法隆寺。
金堂外陣をとり巻く壁画は、昭和24年、火事でそのほとんどを焼失した。現在金堂を飾る壁画は、昭和42年に当代一流の絵師たちが制作した再現模写。その再現の元資料となったのが、昭和10年に原寸大で撮影されたガラス乾板だった。法隆寺金堂壁画の全貌を記録しようという国家事業だったが、このガラス乾板が焼失前の壁画の細部を今に伝える唯一の資料となった。
昭和42年の再現模写以来法隆寺収蔵庫に厳重に保存されていたガラス乾板が、このたび出版事業を機に40年ぶりに封を解かれ、かつて撮影を担当した京都の印刷会社に持ち込まれた。それを見た職人たちの魂が、かき立てられた。原寸大ガラス乾板は白黒だが、現代の技術をもってカラーで法隆寺金堂壁画が再現できないか。昭和10年にこの会社独自の判断で撮影された四色分解の縮小版ガラス乾板が取り出され、挑戦が始まった。
5月末、白鳳仏教絵画の至宝とされ人気も高い6号壁観音菩薩の胸から上の部分が、カラー原寸大で甦った。細部を凝視することで見えてくる1300年前の画工の腕前、シルクロードを貫く影響関係。あらためて、法隆寺金堂壁画の魅力に迫る。」
詳しくはこちら⇒ 「日曜美術館」
昨年ですが、記録まで。
紹介文より
「世界遺産法隆寺。
金堂外陣をとり巻く壁画は、昭和24年、火事でそのほとんどを焼失した。現在金堂を飾る壁画は、昭和42年に当代一流の絵師たちが制作した再現模写。その再現の元資料となったのが、昭和10年に原寸大で撮影されたガラス乾板だった。法隆寺金堂壁画の全貌を記録しようという国家事業だったが、このガラス乾板が焼失前の壁画の細部を今に伝える唯一の資料となった。
昭和42年の再現模写以来法隆寺収蔵庫に厳重に保存されていたガラス乾板が、このたび出版事業を機に40年ぶりに封を解かれ、かつて撮影を担当した京都の印刷会社に持ち込まれた。それを見た職人たちの魂が、かき立てられた。原寸大ガラス乾板は白黒だが、現代の技術をもってカラーで法隆寺金堂壁画が再現できないか。昭和10年にこの会社独自の判断で撮影された四色分解の縮小版ガラス乾板が取り出され、挑戦が始まった。
5月末、白鳳仏教絵画の至宝とされ人気も高い6号壁観音菩薩の胸から上の部分が、カラー原寸大で甦った。細部を凝視することで見えてくる1300年前の画工の腕前、シルクロードを貫く影響関係。あらためて、法隆寺金堂壁画の魅力に迫る。」
詳しくはこちら⇒ 「日曜美術館」
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